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日常に活かす催眠コミュニケーション

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誰もが思わず開けたくなる言葉の魔法の包み方、あなたは知っていますか?

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更新日 2010-01-20 | 作成日 2007-10-16

#1 本を勧める


西中公団公園.jpgぼくが家庭教師として指導しにいってた家庭でのお話です。

この本をお母さんに読んでもらえるととそのお母さんにとって役立ちそうだなっていう本があったんです。この本を是非読んでもらいたいなと思って、とりあえず、本を持って家に出ました。

でも、読ませたいなとは思ったけれども、読んでくださいといって渡したら無意識的な反発が働いて絶対に読まないだろうな、と思いました。内容がどんなに素晴らしいものであっても、人から進められたら自動的に人間は抵抗しますから。

どうしようかなあ?とずっと考えていて、とりあえずその本を右手にむき出しで持ったまま、「こんにちは」ってその家庭の玄関をくぐって、その日の指導をしました。指導後、お母さんとお話をするときもその本を机の上においたまま、お話をしました。ただし、話題としてはそれについては触れません。すると、「これなんですか?」とそのお母さんから聞かれました。まあ、それだけ一冊、不自然にぽんと手に持っていたら気になりますよね。とりあえず、その本を読んでくださいと言おうかどうしようか迷っていたので「ああ、これ今、ぼくが読んでるんです。結構面白いですよ。」なんて無難に答えておいたんです。読んでください、とは一切言わずに。

そして、じゃあ失礼しますってそのまま帰りました。すると、駅へ向かう途中でふと、「あ!本を家に置き忘れた!」って気づきました。

もちろん、これは確信犯ではありません。確信犯ではないけれども、ぼくの無意識がわざと置き忘れさせたんでしょうね。だって、電車で指導先に向かってるときに「これ、わざと置き忘れたら、読むんじゃないかな?」って考えたりしてましたから。そうは思ってたんですけど、ちょっとそこまでやる度胸ないなって思ってたんです。でも、こうやって机の上においてベラベラと話しているうちにその本のことをすっかり忘れてしまって置き忘れていったんです。

次の週にその家庭に行ったら「これ、本を置き忘れてましたよ。読んじゃいましたよ、全部!」って言われました。

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