NLPトレーナー、NLPを学んでいるみなさんへ
型を守る
NLPの良さというのはきっちりと定式化されたワークにあります。
「このワークをこの手順に沿って行えば、このような結果を出せる」
こういったマニュアル化されたカリキュラムはNLPの一番の売りです。
バンドラーとグリンダーは元来、複雑で多様であった心理療法技術を、
誰にでも効果的にすぐに結果を出せるように
「ワーク」という形に構造化しました。
実はこのNLPワーク、
日本古来から茶道・武道・芸術などで広く用いられている
「守破離」という概念を導入することによって
その学習プロセスがより明らかになります。
守破離の最初のステップは「守」です。
人がものを学ぶとき、最初は型から入ります。
「守」とは、師から与えられた型をきちんと守って
その通りに体を動かせるようにします。
NLPのワークとはまさに型です。
ワークを繰り返し練習する過程は「守」に当たります。
徹底した量稽古によって型を何百回、何千回と繰り返し続けると、
その過程で型の背後にある本質が見えてきます。
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