日常に活かす無意識コミュニケーション

大切なあの人のメンタルに成長の種をまく……

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#3 催眠技術と無意識コミュニケーション

抵抗回避をしつつ、自発性を引き出すコミュニケーション


めんたねの扱う「無意識コミュニケーション」とは、どのようなものなのでしょうか?

基本的には無意識に働きかけるための催眠技術をベースにしています。しかし、世間一般でイメージされているショー催眠のイメージと、無意識コミュニケーションでは、大きくその内容が違います。ショー催眠には、お座敷芸として、エンターテイメントとして、周りの人たちに面白い催眠反応を見せるという目的のために行われます。つまり、手品を披露するのと同じような意味合いです。

しかし、これだけでは、日常コミュニケーションにおいては、役立たせることはできません。日頃の会話の中で、「ではこのペンライトを見つめてください……そう。このペンライトを見つめているとあなたはだんだんねむ~くなる……」なんていう風にやり始めたら、気味悪がられておしまいです。あの人は変な人、怪しい人とレッテルを貼られて、かえって逆効果ですよね。

めんたねがあつかう無意識コミュニケーションは、
日常のコミュニケーションの中で、周りの人たちに変化を引き起こすことを目的としています。

したがって、いわゆる典型的な催眠誘導は、使いません。

その代わりに、一見、なんの変哲もない普通の会話をします。

ここがポイントですね。わざとらしくなく。さりげなく。

しかし、そのコミュニケーションの中には、催眠で使われる技術と同じ構造を持ち込みます。
そうやって、相手の無意識に対して、直接、働きかけるのです。

その結果、相手は抵抗することなくスムーズな変化を受け入れていきます。


めんたねでは、無意識への働きかけを主に以下のようなものとしてとらえて、説明しています。

  • 抵抗回避
    • 相手からの意識レベルでの心理的反発(抵抗)を避けるための様々な工夫を行う。そのために、無意識レベルに働きかけるような間接的アプローチを多用する。
  • 自発性
    • 相手はこちらの働きかけに反応したにもかかわらず、自発的に行動したと自分では思っている。そのような状態を作り出すように、コミュニケーションをコントロールしていく。
  • ペーシング&リーディング
    • ペーシングとは相手の歩調に合わせること。リーディングとは相手の中に積極的に変化を引き起こすこと。ペースをあわせて適切な関係を築き、適切なタイミングで躊躇なくリードする。この二つのバランスを常に考える。
  • 雪玉効果
    • まず最初に小さな変化を見つけたり作り出す。次にその変化を徐々に拡大していく。すると、相手からの抵抗を引き起こさずにスムーズに大きな変化を作り出していくことができる。
  • 利用
    • 相手に変化を引き起こし、プラスの方向へと導くために、相手が持っている能力や周りの環境など、あらゆる要素をフルに利用する。相手の抵抗すら利用していく。


様々な手法を駆使して、抵抗を回避し、相手を自発的に動かす。これが、めんたねのあつかう無意識コミュニケーションです。



以上で、めんたねを理解するための基本的なツアーは終了です!

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火:読書会
『やさしいトランス療法』

エリクソン研究会

会話に溶け込むトランス喚起


「観察」「連想」「混乱」「間接的」「何か」という5つの要素で構成されるOASISモデルの解説書。エリクソンの行っていた催眠療法のエッセンスを使いやすい形で「トランス療法」として再構成したものになっており初学者におすすめ。

エリクソン研究会詳細

水:読書会
『精神と自然』

決定論と自由意志

知的好奇心旺盛な方へ


知の巨人、グレゴリー・ベイトソンの『精神と自然』をテキストとして、世界の中に様々な現象を繰り返されるパターンとして理解する方法を模索します。心理学・哲学寄りの内容です。

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木:読書会
『ACTをはじめる セルフヘルプのためのワークブック』

科学的心理療法ACT

初学者歓迎!
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ACTでは、人間の心の苦しみを増幅するような思考や感情の眺め方、受け止め方を見直し、修正していきます。その結果、軽やかな気持ちで自分の生きたい人生を生きていくことが可能になります。

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